流浪 の 月。 【書評】“この人でなければダメだ”という関係〜『流浪の月』(凪良ゆう)〜|かわぺい@高校国語教師|note

凪良ゆう『流浪の月』

今の自分と重ね合わせたりして、心にぽっかりと穴が開いたりして、 翌日には塞がっている心の穴に自分な悩みの浅はかさを感じたりして。 特徴的な家内更紗という名前も手伝って、彼女の事を知った人はどうあっても「(性)犯罪の被害者」という目で見て、過度な配慮をします。 あの時ふと目にした月が、心でずっと揺れている。 それでも、本書で取り上げている、社会が「レッテル」を貼ることの怖さというものは否定できるものではありません。 その人は自分がお節介だとは思っていないだろう。 読んでいて溺れそうになる。

>

博客來

「分からない」を許容すること そしてそんな「理解」の顔をした「無理解」に対抗するのが、我らが 「正真正銘の無理解」である。 それを前提に、もうひとつのテーマは、共依存について。 凪良ゆうさんの過去の傾向を調べようとしましたが、凪良ゆうさんの作品は大半がBL(ボーイズラブ)なんですね。 強いて言うなら、更紗の言葉にすべてが集約されています。 育児書に縛られた母親によって、これまで「正しい生き方」を進んできた文。 その1年後に母は、男と蒸発した。

>

【2020年本屋大賞】「流浪の月」のあらすじ・レビューの紹介

本当に本当に、自分が信じられる、自分を信じてくれる誰かが、この世界のどこかにいてくれたらどんなに素敵なことだろう。 けど、それはそれで過酷な人生。 かなり自信を持ってオススメできます。 おすすめの小説 本屋大賞関連作品 親子、家族の関係を改めて考えさせられる2019年本屋大賞にノミネートされた長編小説です。 SNSやインターネットで様々な情報を見ることができる時代。

>

【2020年本屋大賞】「流浪の月」のあらすじ・レビューの紹介

以前取り上げた『ペスト』とか『苦海浄土』に比べると、めっちゃ読みやすくて、一日で読んじゃいました!」 A「そんなに『ペスト』とか、読みにくかったかな…。 サラリーマンではなく、フリーになって自分の生き方を自分で決めたい• つまりは私の感覚は多くの人とは異なることになります。 凪良ゆうさんの次回作が気になります。 きっと「自分は親切」だと思っている。 なので、直接タイトルは書きませんが、神様は何年生とかそんなのはもう絶対読みません。

>

流浪の月 (豆瓣)

表紙のアイスも最初はおしゃれに見えますが、読んだ後は何とも言えなさをうっ伝えるような、感じさせるような、意味があったのかと思ってしまいます。 文の家がこの上なく安らげる場所だったため、これまた自然な成り行きで、更紗は文の家に居着くことになります。 文と再開した時更紗には亮という恋人がいて、ありふれた幸せがそこにはありました。 大好物。 新しい人間関係への旅立ちを描き、実力小説家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。 物語は、一人の少女が主人公(更紗)です。 万死に値する。

>

凪良ゆう『流浪の月』

「仕組み」を作って収入を得る方法• そういった現代を皮肉ったような描写には胸がギュッと苦しくなります。 羨ましい。 そばにいたいという気持ちに、名前をつける必要があるでしょうか? 文庫じゃなく単行本としては、「流浪の月」が初の刊行だよ。 文庫本の発売があるならいつ頃か これらについてまとめました。 更紗は再度訪れた幸せな日々に安堵します。 誘拐犯の大学生の佐伯文 さえきふみ。

>

【流浪の月】文庫化はいつ?発売日や可能性を予想!2020年本屋大賞

どんな痛みもいつかは誰かと分け合えるなんて嘘だと思う。 その道の偉い人・権威のある人が選ぶ賞ももちろん価値はありますが、どちらかというとそれは書く側のプロで。 若かった二人と成長した二人のストーリー。 誰しも自分が自分らしく存在できる居場所を求めているのに。 ましてや叔母の家で従兄弟から性的虐待を受け、必死で耐えてきたことを9歳の少女が簡単に言える訳はありません。 でも、本書での主人公の 更紗という女性や 文という男の描かれ方を見ていると、どうにも落ち着きません。

>

【2020年本屋大賞】「流浪の月」のあらすじ・レビューの紹介

丸善名古屋本店 熊谷由佳さん 「どんでん返し」や「異常なほどの衝撃的な展開」は無い。 では親切とは何か。 多くの人たちとは離れたとこにいるのかもしれない。 未読の方には是非一読願いたい。 大垣書店イオンモールKYOTO店 辻 香月さん 最初から最後まで、著者のほとばしる筆力にただただ圧倒され、息継ぎができないまま一気に読了した。 スポンサーリンク 凪良ゆう(なぎらゆう)さんの 「流浪の月」が2020年本屋大賞に選ばれましたね! 本屋大賞といえば、芥川賞や直木賞といった「専門家が選んだ賞」とは異なり、一般の書店員さんが面白い!オススメしたい!と思う作品を選ぶ賞ということで、 個人的には本屋大賞で選ばれる作品は読みやすくて面白いという印象が強いです。 そして、あの事件から15年、更紗は34歳になった文と再会します。

>